からだが硬い
動きが悪い
からだが重い
人間や動物は自由に動く生き物ですので体の不調は痛みやコリとして現れたり
動かなすぎて固まってしまうこともあります。
関節は関節包の中で関節液が栄養していますので長時間の座位や、姿勢不良、血行不良により固まってしまうことも。
適度の運動やストレッチで未然に防ぐことはとても大事なのですが、
四十肩のような病理変性を起こしてしまうと関節包も癒着するので思うように動きません。
病理変性は石灰沈着なども起こりえます。
この状態になってしまうとストレッチでは痛みを伴うのでオススメできないのです。
またぎっくり腰(急性腰痛)のような時は腰部のストレッチは良くないのです。
また運動の前に
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)を入念に行ってしまうと良い結果が出るどころかパフォーマンスを落とす結果になることもあります。
(筋の伸長により筋収縮速度が低下する)
運動される方は動的ストレッチ(バリスティックストレッチ)を意識しないといけません。
動的ストレッチは軽くジャンプしたり、ステップを入れながらリズミカルに身体を動かす動きのことです。
臨床的にはストレッチを効かせてあらゆる機能の回復を目指しています。
頚椎、胸椎、腰椎の可動域を増加させ脊柱のバランスをとります
また股関節、膝関節、足関節の可動域向上は過重時の痛みや違和感を取り除く働きもあります。
可動域低下や柔軟性の低下はバランス感覚や安定性の崩れを起こし結果、転倒などのリスクを高めます。
例えば高齢になると体力の向上を目指すよりも柔軟性の向上を目指した方が、バランス感覚や筋の出力向上を促し転倒リスクを軽減できるとも考えられます。
そのためストレッチはとても使い勝手の良い(ドラクエでいうところのベホイミ的)使われ方をします。
万能薬や全回復する呪文ではございませんが手軽に行えて一定の効果を実感できるので接骨院などではストレッチしろストレッチしろと言われているのです。
あくまで狙った筋肉に適度な伸長作用をかけて
ペアストレッチでないと伸びない筋肉にもアプローチしていく方法があります。
自分で取りきれない痛みや違和感もはりきゅうやマッサージ、ストレッチを合わせることで効果が出ることもあります。
効果的なストレッチで身体の不調を整えて行きましょう。
それでは今日はこの辺で