• 腰痛、ぎっくり腰でお困りの方へ
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コロナが流行りましたね。

今回はコロナではないけども、喉がつまる感覚についてのお話。

まるで喉に梅干しの種がつまった感じがするという方はいないでしょうか?

または歯が浮く感じとも感じられると思います。

梅干しの種が喉につまった感じのイラストです。

 

これを『梅核気 バイカクキ』と呼びます。

気が滞っている状態で気滞、肝気鬱血の症状です。

梅核気は、中医学でいう「気滞(きたい)」によって起こります。気滞とは、気が滞る、巡りが悪い状態です。ストレスや過度な不安や緊張などによる自律神経の乱れが原因のひとつになっている場合が多く、精神的な負担が大きく影響します。

辛いもの甘いものの偏食により実火による場合や発熱、風邪や腫脹、発赤のあとにみられる場合などがあります。

また耳鳴りや腰痛といった症状を合併し腎陰虚症によって引き起ることもあります。

 

梅核気に効くツボには、「膻中(だんちゅう)」、「天突(てんとつ)」、「太衝」などがあります。

膻中(だんちゅう)
  • 左右の乳頭を結んだ線の中央、第4・第5肋骨の間に位置するツボです
  • 気の巡りを整える作用があるため、置き鍼を貼ったり、押したりしてセルフケアすることができます
天突(てんとつ)
  • 左右の鎖骨を結んだ中央部の窪みに位置するツボです
  • 喉の不調を改善する効果があります

太衝ストレスに効くツボです。