膝の痛みや膝の力が入らなくガクッと崩れることを膝崩れと言います。
大腿四頭筋の機能不全や筋力低下、膝蓋骨のモビリティが低下すると起こることが多いです。
また膝内症と言われる半月板や膝軟骨の磨耗や十字靭帯の損傷があると起こることがあります。
膝周りの硬結を取り、膝蓋骨の動きを良くし膝裏の膝窩筋へのアプローチを行うことで改善することがあります。
その後は大腿四頭筋の筋出力向上を目指し自宅でのリハビリ指導を行います。
【大腿四頭筋の筋出力向上を目指し自宅でのリハビリ紹介】
四頭筋セッティング
①まずはタオルを用意します。
②膝の下に置き軽く曲がった膝から伸展していき膝が伸びきるように力を入れていきます。
③8秒から10秒程膝の内側がしっかり力が入り膝が伸びきる状態を目指します。
タオルをしっかり押していく感覚ですね
これを行うことで膝周りの筋の力が入りやすくなり続けることで変形性膝関節症の悪化を防ぐことが出来ます。
またこの動作をしてからレッグエクステンション、レッグプレスなどを行うと膝の怪我の予防にもなります。